1970年製(55年前)の 今はなき春日楽器のギターです。 材が乾き、良く鳴ります。 000サイズの抱えやすいサイズです。 入手時、酷い状態でしたが、 細部を確認後、 「直せば鳴る！」と直感し 空いてる時間を使い修理しました。 素人仕事なので プロの仕上がりとはいきませんが 元々の作りがいいのと、 材がよく乾燥しているので 良く鳴るギターに蘇りました。 【音色】 ・中低音域が出る柔らかいが芯のある澄んだ音です。 　ガットギター寄りの音色といった感じです。 ・サスティーンが長く良く鳴ります。 【状態】 ・ネック⇒ストレート ・トラスロッド⇒余裕あり ・フレット⇒6割残り、クラウン出し後ポリッシュ研磨済 ・ペグ⇒オリジナルのまま、若干遊びあり、固め 　　　　・分解し、クリーニング、潤滑スプレーを軽くかけました。 ・欠け、打跡、ヒビ⇒可能な限りエポキシで埋め、ポリッシュ研磨 ・指板⇒クリーニング、軽く研磨、ローズ指板用オイル塗布 ・ブリッジ１⇒アジャスタブルブリッジ紛失のため、エポキシパテで土台を作り 　　　　　　手持ちのサドルを付けて通常の固定タイプに変更 ・ブリッジ２⇒浮きがあったので、取り外し、補修後張り直しました。 　　　　　　　固定用のネジをインレイでを隠してありましたが 　　　　　　　張り直し時に外したため、 　　　　　　　穴跡を木（栗材）で埋めています。 ・ブレイシング⇒ラダーブレイシングです。ブリッジ付近の浮きが 　　　　　　　　心配でしたが、合板のおかげか、 　　　　　　　　わずかで気にならない範囲でした。 ・ナット：紛失のため、手持ちのプラタイプを取付けましたが 　　　　　幅が合わず、左右0.5mmほど短いです。 ・エンドピン：紛失のため、手持ちのものを利用 【修理パーツ】 　有りものの部材で修理しました。 　ナット等をもっと良いパーツに替えると 　さらに良いギターになると思います。 ●出品内容 　・本体のみ ●使用環境 　喫煙、ペット、子供いずれも無し 【スペック】 サイズ：長さ997　幅388 厚さ97 mm 重量：約1.7kg ネック幅：約46mm スケール：626mm トップ：エゾ松（合板）　 サイド・バック：マホガニー or ナトー（合板） 指板：ローズウッド ネック：確認できず、たぶんマホガニー or ナトー